格言:朝令暮改
税理士の佐藤です。
朝令暮改と言う言葉は・・
「朝出された命令が夕方には改められる意:法令などがすぐに変更されて一定せず、あてにならぬこと。(三省堂提供『大辞林 第二版』」
と一般的には、ネガティブに「トップが優柔不断で言動に一貫性がない場合」に用いられます。
しかし、朝令暮改を肯定的に考える人もします。
たとえば・・
イトーヨーカドー・グループ代表である鈴木敏文氏は「朝令暮改でつねに決定の見直しを『鈴木敏文 経営を語る』(江口克彦:PHP)」と語っています。
当事務所でも、「朝令暮改」宣言をしています。
情報不足の場合と情報を収集した場合には、当然、物事の考えや方法性が変わります。
従って、当事務所の場合の「朝令暮改」は情報を集めた結果、今までのやり方、考え方の方向を若干(たまには反対方向もありますが・・)変えるという意味合いで使っています。
維持やプライドで自分の言葉を取り繕うのは無意味です(たとえば政治家のように)。
人から批判されようが、自分の考えの間違いに気づけば、当然、発言を撤回すべきです。
ただ、前の発言を修正するためには、なぜ、そのような考えになったのかを説明することが重要です。