格言:本質を見抜く
税理士の佐藤です。
NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年、NHK)の香川照之さん演じる岩崎弥太郎は強烈でした。あの、日本を代表する三菱グループの創業者があんなに貧乏で豪快な人間だったとは・・。
三菱グループは、大企業で優秀なエリート社員が勤める自分とはまるっきり関係ない会社だと思っていましたが、このドラマを通じ好感を得ました。
岩崎弥太郎氏は、地方の貧乏侍でしたが人並み以上の努力・精神力、そして能力により世界有数の大企業築き上げたのです。
最初から一流企業など存在しないのです。
私たちのお客様は、いわゆる中小企業です。しかし、いつかその中小企業の中から上場するような企業を育てたいと感じました。
さて、その岩崎弥太郎氏の言葉を紹介します。
「酒樽の栓が抜けたときに、誰しも慌てふためいて閉め直す。
しかし底が緩んで少しずつ漏れ出すのには、多くの者が気づかないでいたり、気がついても余り大騒ぎしない。
樽の中の酒を保とうとするには、栓よりも底漏れの方を大事と見なければならない。」
そうです、何らかの事象(出来事・事故・不始末)が起こった場合、目の前に見える事だけに囚われてはいけないのです。その現象の本質を見抜く事が大切なのです。
是非、「本質を見抜く力」を身に着けたいですね。
それが、会社を発展させるきっかけとなるのかも知れません。